最高級のテーラー「センチュリー・テーラーズ・クラブ」

日本人の体型に不向き

スーツは元々海外で生まれた衣類です。そのため、日本人の体型にマッチするように作られていません。欧米人は日本人に比べて肩幅が広く、胸板や背中に厚みがあります。足も細くて長いです。しかし、日本人は身長が低く肩幅が狭いです。上半身の厚みも欧米人と比べるとありません。そのため、体型的に日本人はスーツを着こなしづらいのです。

姿勢が悪い

日本人は長時間同じ姿勢でデスクワークをしたり、スマホを見たりしているので猫背になってしまっている方が多いです。猫背になるとスーツの胸のあたりにたわみが生まれてしまい、その結果、スーツがあまりフィットしないのです。

これらの問題を解消するための方法が以下の2つです。

身体作りをする

一番スーツが似合うようになるのは、そのための身体作りをすることです。胸板の厚み、背中の厚み、引き締まったお腹、この3つのポイントを押さえて身体づくりをすればスーツが似合う身体になります。もちろん、簡単に理想の身体を手に入れることはできないので時間はかかります。しかし、トレーニングで身体づくりをすることは健康面でも悪いことではありません。いろんなことを考えると、身体づくりを行うのが一番確実な方法なのです。

姿勢をよくする

耳からくるぶしまでのラインが真っ直ぐになるような姿勢を意識しましょう。胸をしっかり張ってお腹を引き締めて立つようにします。これだけで男らしいメリハリのあるラインを作り出せます。普段の姿勢に注意するだけでもスーツがかなり似合うようになるので試してみてください。

清潔感のある髪型にする

スーツを着る上で清潔感は非常に大切です。そしてその清潔感が顕著に現れるのが髪型です。伸びっぱなしや寝癖がついた状態はもちろん避けるべきですし、毎朝整った髪型になるようにきちんとセットすることが大切です。ムースなどを使って清潔感が出るようなセットをしましょう。

汚れがないかチェックする

スーツに汚れが付着していると清潔感が損なわれてしまいます。普通の衣服とは異なり、スーツはダークなカラーが多いのでフケのような白い汚れが目立ちやすいです。そしてフケは肩の後ろのような見えない部分に残りやすいので気をつけなくてはいけません。

スーツ以外の小物にも気を付ける

スーツだけに意識を向けていると、スーツ以外の他の小物への配慮が薄くなります。例えば革靴です。革靴は買ったばかりのときは高級感があり、綺麗に輝いているのですが、月日が経過するとくすんでしまいます。その状態の靴を履いていては、コーディネート全体が清潔に見えません。革靴はある程度のタイミングで靴磨きをしてケアをしましょう。カバンや腕時計などに関しても同様です。あくまでも大切なのはスーツを含めたトータルのコーディネートです。それがよく見えるように常にケアを欠かさないようにしてください。

これらがスーツをカッコよく着こなすためのポイントです。大切なのは清潔感です。着こなし自体がそれほど難しいわけではありません。常に清潔に見えるように意識するという最低限のことさえ行なっていれば、基本的に問題ありません。